|
午前6時半、朝のおつとめのあと朝食です。5月とはいえ山の上、朝晩は冷え込みますがお堂は暖房されています。ありがたいお話も聞けますのでぜひ、朝のおつとめ参加はしてみてください。朝食ももちろん精進料理、厚揚げのおかずです。
|
ありがたいことに良いお天気です。西禅院さんはお庭もすてきです。
|
|
|
今日は1日かけて高野山の各所を廻る予定です。こうやくんのお見送りで出発。
|
洋風の看板を発見。梅鉢は御紋でしょう。
|
|
|
やはりまず、高野山真言宗 総本山金剛峯寺。見学のために共通内拝券(\2,000-2日間有効)を観光協会で購入。セットでちょっとお得。
- 金剛峯寺 優待券
- 霊宝館 拝観券
- 大師教会 受戒券
- 大塔 内拝券
- 金堂 内拝券
- 徳川家霊台 拝観券
- 参拝記念引換券
|
枝垂桜が美しい。
|
|
|
弘仁7(816)年、お大師さま(弘法大師空海)が開いた総本山で、本堂は文久3(1863)年に再建されたものだそうです。
|
お庭、蟠龍庭(ばんりゅうてい)もすばらしいです。
|
|
|
伽藍のそばにある鐘楼は六時の鐘(ろくじのかね)。午前6時より午後10時まで、偶数時に時刻を知らせています。
|
蛇腹路(じゃばらみち)、壇場伽藍(だんじょうがらん)を目指し歩いていきます。
|
|
|
東塔(とうとう)、むこうに大塔。
|
西行桜、西行法師のお手植えと伝えられています。
|
|
|
愛染堂(あいぜんどう)にお坊さんがいらっしゃいます。護摩焚きのようです。
|
根本大塔(こんぽんだいとう)は1937年(昭和12年)、空海入定1,100年を記念して再建されました。鉄筋コンクリート造です。
|
|
|
金堂は昭和7年(1932年)7度目の再建です。
|
六角経蔵は昭和9年(1934年)2月に再建されたものです。把手がついており、廻すことができます。ひと廻りすれば一切経をそと通り読誦した功徳が得るといわれています。ひとりではムリ、5-6人で協力して廻してきました。
|
|
|
西塔は天保5年(1834年)に再建されたものです。
|
中門は天保14年(1843年)の大火で焼失、平成27年(2015年)の高野山開創1200年の記念事業として再建中です。
|
|
|
中門の前に対面桜。平安時代の頃、大塔を再建した平清盛がお大師さまに対面したと伝わる桜です。
|
職人さんが鋭意建造中です。
|
|
|
通りに面した側には完成予想図。
|
勧学院の前に位置する蓮池、小さな祠(ほこら)がまつられています。祠と橋は平成8年(1996年)に修復されました。
|
|
|
お昼時になりました。丸万さんで昼食。
|
高野山に関係なくフツーに豚串定食(\750-)。
|
|
|
昼食後、大師教会で受戒をお願いします。
阿闍梨さまから、「菩薩十善戒」をいただきます。
1 | 不殺生 | ふせっしょう | 生きとし生けるものを殺さない
| 2 | 不偸盗 | ふちゅうとう | 盗んではいけない
| 3 | 不邪婬 | ふじゃいん | 不倫な関係をしてはいけない
| 4 | 不妄語 | ふもうご | 嘘をついてはいけない
| 5 | 不綺語 | ふきご | お世辞など、無益なことを言わない
| 6 | 不悪口 | ふあっく | 悪罵しない
| 7 | 不両舌 | ふりょうぜつ | 二枚舌を使わない
| 8 | 不慳貪 | ふけんどん | むさぼらない
| 9 | 不瞋恚 | ふしんに | 怒らない
| 10 | 不邪見 | ふじゃけん | 間違ったものの見方をしない
|
|
大師教会のそばに作業館。高野山の歴史や中門再建の工程を学ぶことができます。
|
|
|
ここには石彫りのこうやくん。三鈷杵(さんこしょ)持ってるし。
|
奥の院を目指して歩いていくのですが、途中に八角形のお堂を見学。成福院さんの摩尼宝塔(まにほうとう)です。ビルマ(現ミャンマー)から贈られた釈迦如来を本尊としてビルマ戦没英霊を供養し、アジアの親善と世界平和を祈念するものです。
|
|
|
おおお、桜が満開。
|
枝垂れ桜ですね。
|
|
|
いざ奥の院へ。たくさんのお墓があります。歴史上の人物や有名人や。松下幸之助のお墓にお参りしました。
|
たくさんの燈籠が奉納された燈籠堂。
|
|
|
奥の院の最も奥、弘法大師御廟でお大師さまがいらっしゃるとされています。
|
大平洋戦争の犠牲者を祀る英霊殿。もどる途中に見真大師(けんしんだいし)親鸞聖人のお墓にお参りしました。もちろん西禅院さんの建立。
|
|
|
徳川家霊台に行こうと思って坂を上っていきます。八重桜が満開です。
|
しかし、徳川家霊台の公開は17時まで。現在16時50分、ゆっくりお参りできないので明日の訪問とします。途中、波切不動尊に立ち寄り。
|
|
|
坂を下りてきました。これは小学校か、公民館か、って雰囲気ですが、交番(高野幹部交番)です。
|
金剛三昧院さんを見学。
|
|
|
坂を上っていく途中に石楠花(しゃくなげ)。
|
建暦元年(西暦1211年)源頼朝公の菩提を弔うために、その妻・北条政子が禅定院として創建。800年の歴史です。
|
|
|
お目当てはコレ、国宝・多宝塔。
|
ひのくれ、西禅院さんに戻ってきました。
|
|
|
夕食を用意していただきました。今夜も大瓶を1本、いただきました。
|