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tenisls2006 その3日目

2006年12月26日(tue) 

朝食もラグーンで。昨日食べすぎですから、すこし軽めに。消化を助けるかな、と思ってヨーグルトを食べてみました。
今日は離島桟橋から西表島に向かいます。あれ、まだ新桟橋になっていませんね、12月下旬には供用開始と聞いていたのですが。
船は八重山観光の「ちゅらさん2号」です。
40分ほどで西表島・大原港に到着。
水牛車に乗って由布島へ渡ります。
ちょうど干潮で、浅い海をポテポテと歩いていきます。むこうは真由ちゃん[10歳]です。ちょっと小柄でパワーないです。
こちらは新希くん[8歳]です。男の子だけあってハイパワーです。
おじぃは三線で民謡を歌ってくれました。
おじぃと新希くん、あちらがわが西表島です。
1960年代ごろまで由布島にはたくさんの住民がいたそうで、海を渡って西表島の田畑に働きに行っていたんですって。1969年の台風で壊滅的な被害を受けて移住が進む一方、ひとりのおじぃが復興のため植物を植え続け、現在の植物園になったんだそうです。
小さい島ですが、小中学校の跡が残っています。
島の東端の海岸です。小浜島がみえます。
植物園には蝶なども舞っています。
帰りは新希くんと真由ちゃんのチームを交代して西表島に戻ります。15号車は真由ちゃんです。
由布島からバスに乗って西側の白浜港までいきます。ここで「ちむどんどん号」に乗り換え、船浮を目指します。「ちむどんどん」てのは「肝がどきどき」→「胸がワクワク」てな感じだそうです。
船浮に到着です。空が青く、雲が白いですねぇ。ここは「イリオモテヤマネコ」発見の地として知られています。カマドマの碑とか、船浮の集落を見学して、まず昼食です。
昼食は船浮港の前の「ふねっちゃーぬ家」でいただきます。
グルクンの焼き物・アーサの汁など地元の食材を使った「昔ごはん船浮三昧」です。
食事の後、太平洋戦争の遺跡を見学に行きます。この隧道は海軍の施設として海岸線に対し平行して掘られたものです。
海岸線に対し垂直に掘られている壕には弾薬庫とか食料庫・発電施設がありました。
船浮から丘を越えて歩いていくとイダの浜に到着です。
まるで空色が映ったかのような海色です。
森の中に青いパパイヤを発見。パパイヤチャンプルーとか野菜として料理されます。
ふたたび船浮港からちむどんどん号に乗り込み、「内離島」(うちばなりじま)を目指します。途中、海岸線には海軍の特攻艇の係留地があります。杭のあるあたりですね。
マングローブの林をドンドン進んで行きます。
林の奥に滝があります。
水落の滝です。
内離島には石炭の炭鉱があり、貴重なエネルギー資源として戦時中も採掘されていたそうです。ここいらに集積されて、出荷されていたそうです。
内離島の桟橋から昔の(戦時中の)桟橋の跡が見られます。石を並べた桟橋跡です。
上陸すると「おーりとーり」の看板がお出迎えです。
山道を10分も登れば坑口跡に辿り着きます。
内離島・外離島の各所に炭鉱があったようです。ダマされてやってきた抗夫などが多く、環境は劣悪だったそうです。
山道には当時の石炭搬出のためのトロッコのレールが残っています。
ここにもパイナップルに似た「アダン」の実があります。「食べられなくはないけど普通は食べない」「ヤエヤマオオコウモリが食べに来る」という程度のモノのようです。
内離島のあとは本日のホテル「ネイチャーホテル パイヌマヤリゾート」に向かいます。
夕食は西表の自然素材がいっぱいです。
まず「西表島山海前菜盛り合わせ」。
ニガナの白和え 白胡麻風味
石垣牛のたたきと石垣島の香り塩
ヒカゲヘゴ・大根・にんじん・ルッコラの生ハム巻き
もずく入りジーマミードーフ
紅芋アンダギー
ミーバイはハタ科の魚、アバサーはハリセンボンのなかまですって。
ミーバイのオーブン焼き
石垣島川平の手作り味噌仕立て
浜大根・シカクマメ・島豆腐・島牛蒡のフリット
パパイヤの醤油漬け
アバサー・冬瓜・オオタニワタリの汁物
白米(おかわり自由)
デザートは五穀を豆乳で柔らかく煮たものです。
長寿マクロビオティックデザート
県内産緑茶
そうそう、ここはあの「西表島温泉」のあるホテルですよ。

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