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tohoku2007 その5日目

2007年08月03日(fri) 盛岡・さんさ踊り

早く目が覚めたので朝飯前に散歩をしています。YHの看板の向こうがミニ露天風呂です。

...と後で判明したのですが、この後数日、ブヨ(ブト)にさされたカユミに苦しむことになります。どうもこの朝、さされたようです。(弘前で再会したライダーさんもそう言っていました)「ブヨ(ブト)は澄んだ水のあるところにしか棲息しない」そうですから、致し方ないことかも。
今日は午前中、遠野を散策して、午後花巻の予定です。
まずは高清水高原・トオヌップ展望台を目指します。トオヌップとは「湖のある地」というアイヌ語だそうです。
遠野は山々に囲まれた盆地で、雲海のように霧が立ち込めることがあるそうです。まるで霧を満たした湖のようです。
高原から下界に戻って、伝承園を見学です。ここはYHのすぐそばです。東北の伝統的な建物が移築・保存されています。遠野物語に関する資料(佐々木喜善・柳田國男)の展示もあり、近隣から集められたオシラサマが祭られています。
伝承園からカッパ淵まですぐそばです。バイクを置いて歩いていると、朽ちた木組みがあります。これは早池峰山の旧登山道を示す鳥居です。上部の横木はすでにありません。
また、少し歩いたところにホップ畑が広がっています。ああ、これがあの、「とれたてホップ一番搾り」ってヤツですか。
そして常堅寺さん、仁王像とカッパ狛犬で有名です。この裏がカッパ淵です。
カッパ淵は緑に囲まれた美しいところです。
水量も豊富で流れが速く、結構深いようです。
ここだったら馬がカッパにイタズラされておぼれるのもわかるような気がします。
おおお、ヌシのカッパさんが!!
(ちょっとちっちゃい...)
街中にもどって遠野市立博物館を見学します(大人\310-)。遠野の歴史や昔話が展示されています。時間があったら博物館のそばのとおの昔話村も良いかも。
遠野をあとにして、R283を西へ。花巻・イーハトーヴの里を目指します。途中、道の駅「みやもり」のそばに鉄橋が出現。「めがね橋 」です。
花巻に到着。もう13時を周っています。宮沢賢治童話村や記念館があるのですが、ここはひとつ、はらごしらえを先に。
もちろん「注文の多い料理店」にちなんだ「山猫亭」でご馳走になりましょう。
牛タンシチューセット\1,300也。
夏らしくスイカが付いています。
食後に宮沢賢治記念館を見学(大人\350-)。賢治の生い立ちや創作活動、作品の解説などがあります。
木々の間に白い建物が見えてきました。
こちらは宮沢賢治イーハトーブ館、ギャラリー兼ショップのようです。セミナーやワークショップもあるようです。
入り口の右手にあるのは賢治のシルエットです。
ギャラリーから裏手の畑を眺めます。カラスがイタズラしてたりして、のどかですなぁ。
R4を北上、盛岡を目指す途中に「賢治先生の家」があります。花巻農業高等学校の一角です。写真の左奥が「賢治先生の家」です。
賢治先生は稗貫農学校(現・花巻農業高等学校)の先生としておよそ4年間奉職、退職後は羅須地人協会を設立し、この家で農業の発展に従事されたそうです。
花巻農業高等学校がこの地に移転する際に、この家は幸いにもほぼ当時のまま健在だったそうです。
この日の宿泊地は盛岡、さんさ踊りがあります。敷地内では生徒のみなさんがお祭りの準備・稽古に余念がありません。
で、お祭り・さんさ踊りに出撃するために早めに宿(岩手県青少年会館YHさん)に到着です。
公立のYHらしく、スポーツ合宿の生徒さん・学生さんでいっぱいです。近所の県営武道館で剣道の大会があるようです。
「お祭りに行きますっ」て言ったらちょっと早めに夕食を準備してくださいました。
さあ、バスに乗ってさんさ踊りを見に行きましょう。
さんさ踊りは太鼓をたたき、踊り舞うパレードです。
太鼓の数は世界一とも言われています。
職場・学校・地域で団体を組んでパレードに参加しているんだそうです。
おおおっ、クーのフロート(山車)がっっっ。
パレードのコースの端には裏方さん(自衛隊さん)が。投光装置をつけた車両です。なかり高い位置から投光できますね。
本日のお祭りも終了、駅のバス停に歩いていきます。途中、開運橋が美しくライトアップされています。盛岡さんさ踊り30周年と橋の開通90周年を記念してライトアップされたそうです。

本日の走行距離 140.4km
本日の燃費 45.30km/L
本日の宿泊
岩手県青少年会館YH
宿泊 \3,150-
夕食 \1,000-
朝食 \630-
CreditCard NG
共和国・友好国  
備考  

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