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tohoku2007 その8日目

2007年08月06日(mon) 白神山地

朝食はバイキング形式です。バランスよく選択したつもりですが、いかがでしょうか。
今日は待望の白神山地へアプローチです。
県道28号線を西に、白神山地ビジターセンターに来ました。
←残念、「暗門の滝」への道は通行止めです。台風5号の影響でしょうか。

白神山地のマップはこちら
県道28号線は岩木川沿いに白神山地へと向かうのですが、途中津軽ダムの工事現場に遭遇します。右手に見えているのが目屋ダム(昭和35年完成)です。その約60m下流に建設中の津軽ダムです。「壮大なムダ」「希少なコウモリの生息地を破壊する」といわれながら建設中です。眼下の道路もまた、水没してしまうのでしょう。

奇しくも「コウモリのお噺」は翌日の脇野沢YHで詳しく伺うことになります。
で、やってきました、津軽峠。ここからマザーツリー(ブナの巨木)はすぐそこ。途中の「ぶな巨木ふれあいの径」は約2kmの散策道です。

ここはバス停・転回場所ですので駐車しないようにしましょう。20mほど奥に舗装された駐車場とトイレがあります。
遊歩道を少し歩くとマザーツリーに出会えます。
樹齢400年、白神山地を代表するブナの巨木です。
真下から見るとまた一層大きく見えます。
遊歩道の途中にはガクアジサイ(ユキノシタ科)なぞも咲いています。
駐車場に戻って昼食です。YHの近くのローソンでおにぎりを購入(\492-なり)、景色を眺めながらお食事です。
景色はこんな感じ。ちょっと曇っとりますが。
つぎに「くろくまの滝」を目指すのですが、赤石川林道を北上する途中、こんな滝もありました。
と、林道の途中に「青岩展望所」なるものが現れました。コンクリの展望所です。とりあえず上ってみましょう。
「展望所から青い岩が見える」ということですが、どれ??
くろくまの滝までは駐車場から約15分です。
お、見えてきました、くろくまの滝。高さ85m、幅15mの立派な滝です。
近づくと結構水飛沫が激しいです。
駐車場から赤石川の川原に下りることができます。赤石川は鰺ヶ沢村を北へ、日本海に注ぐ川です。
赤石川林道から県道191号線に入って、右手奥から下ってきました。岩木山の西に位置しますが、「ミニ白神遊歩道」に寄ろうと思います。
どうも左手の道が近道みたい。
ミニ白神遊歩道は一周1時間ほどの遊歩道です(大人\300-)。入り口には「くろもり館」があり、長靴・うちわなどを貸してもらえます。うちわは虫撃退用。
遊歩道は一周1時間ほど。整備されていて歩きやすいと思います。ブナ林の雰囲気を味わうのにはもってこいです。

でも油断は禁物。途中で滑って転びそうになりました。足元は注意しましょう。
遊歩道にはいろいろシカケがあって、聴診器がおいてあったりします。これでブナの木が吸い上げる水の音を聞くことができます。
遊歩道とはいえ、自然の爪跡が残っています。これはまさにクマの爪跡。
東屋もあり、ブナ林のなかでほっとすることができます。
岩木山の南、県道3号線を東へ弘前市街に戻ります。途中、岩木山神社にお参りです。
いくつもの鳥居をくぐって、本殿へ。
立派な造りの中門です。拝殿、本殿はさらに奥です。
精巧な彫刻が施され「奥の日光」とも呼ばれているそうです。
で、今日もねぷたに出撃の予定ですが、その前に夕食を。昨日、和食でしたから今日は洋食にしましょう。
ここは「西洋茶寮salon de甚兵衛」さんです。
甚兵衛さんは弘前市立百石町展示館にあります。この展示館はもともと呉服店で防火を考慮した土蔵造りです。のちに津軽銀行の店舗として使用され、平成16年から展示館として利用されています。
建物の中央から右が展示室、左の端が甚兵衛さんです。
室内は天井が高く重厚なつくりです。天井や梁も歴史を感じさせます。
あ、あんなところに垂幕が。
いただいたのは「特撰牛ハヤシライス\1,155-+生ビール\600-」なり。

本日の走行距離 123.7km
本日の燃費 給油なし
本日の宿泊
ひろさきYH
宿泊 \3,045-
夕食 提供なし
朝食 \630-
CreditCard NG
共和国・友好国  
備考  

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