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hokkaido2010 その5日目 

2010年08月04日(水) 利尻山

ううう、眠いス。午前4時です。夕日ヶ丘展望台が焼けています。
昨日コンビニ(セイコーマート利尻店0600-2300)で朝食を購入。甘いパンが血糖値を上げることを期待して。
朝食の分はおにぎりしていただきました。お昼に食べる予定。
太陽が昇ってきました。日の出は午前4時20分ごろです。
午前5時です。いざ目指さん、利尻山(りしりざん)。
東の空が白く光っています。
まずは海に向かって。
海抜0m、ここから1,721mの頂上を目指します。0520です。
昨日、お祭りで賑わっていた道を登って行きます。
利尻富士温泉を横目に。
ここにも湧水です。
舗装道路から甘露泉水ハイキングコース(ポン山・姫沼ハイキングコース)で利尻山登山口に行きましょう。
なだらかに林道を30ほど歩きます。
日本百名水の甘露泉水に到着。
空になったペットボトルに泉水を詰め、登山に備えます。
缶コーヒーではなくて、ペットボトルのミルクコーヒーを選んだのはこのため。
左手のハイキングコースからやってきました。ここは3合目になります。右手の登山道へ進んでいきます。
4合目です。林の中を歩いていきます。
5合目です。高い木は、もうありません。木々の背が低くなっています。
海の向こうには礼文島。
手前の小山がポン山。「利尻山はムリ」って人でもハイキングが楽しめます。
目指す頂上はまだまだ先。
ギサギサの細かいエゾノコギリソウ。
ギサギサの大きいキタノコギリソウ。
利尻も礼文に負けずたくさんの高山植物が花咲いています。
6合目、見晴台からの礼文島。あちらの最高峰礼文岳は490mです。
現在0745、頂上はまだまだ先です。
ノイチゴの実を発見。
あ、あそこにフェリーが。
たぶんボレアース。
7合目に到着。現在0810。
紅い木の実を発見。
眼下に鴛泊港、ペシ岬。ボレアース(たぶん)も停泊しています。
足元がガレ場になってきました。草原には雲の形が確認できます。
イワギキョウの蒼い花。
9時です。8合目、長官山に到着。
ここから山頂がいっきに険しくなっています。かあさんが「私ゃ長官山で1時間休んでから頂上を目指すんだよ」って言っていたので参考に、広場で十分休憩してから山頂を目指すことにします。
おにぎりをひとつ、食べましょう。
「やっぱり米はうめーな」と思うひととき。
空の蒼と山の翠が美しいです。木々はすっかりなくなりました。
海には礼文島が一望。
こんな高地にも美しい花、リシリブシです。
翠の切れ目からは火山特有の岩石が見えています。
岩の間からエゾノコギリソウ。
一部、ロープを伝って登るところもあります。
イブキトラノオとエゾノコギリソウ。
8月になってから登山道の補修が進んでいるそうです。昨日も機材を背負ったレンジャーさんが多数、登って行ったそうです。
紅い花を発見。
ここにもタカネナデシコ。
山頂付近のハクサンイチゲ。初夏の花のようです。
祠(ほこら)が見えてきました。あと一息で頂上です。
ローソク岩を横目にずんがずんが登っていきます。
到着、利尻山の頂上です。現在、1115ごろです。
残しておいたおにぎりを食べましょう。
眼下にローソク岩。雲が下のほうに見えます。
利尻山のてっぺん、頂上は火成岩のガレ場ですが、周りには高山植物がいっぱい咲いています。
特定の植物の群生もあります。
色とりどりのパッチワークもあります。
大きな白い花、リシリトウウチソウ。
雲上のお花畑のイブキトラノオ。
礼文島の方角。今日は礼文が雲に覆われていますね。
頂上付近の険しい様子が伝わるでしょうか。
リシリトウウチソウとイブキトラノオ。
ちょっとパープル入ってます、エゾノコギリソウの群生。
びゅんびゅん、ツバメが飛び交っています。ウミツバメの仲間でしょうか。
がんばって追いかけたつもりですが、ヤツらは超高速でした。
頂上にはこんな住人も。
お花、まだまだあります。これはイワギキョウ。
黄色い花も。
白い花もあります。
現在1220といったところ、ぼちぼちと下山していきましょう。
雲がはるか下に見えます。
登山道にはトイレブースが整備されています。携帯トイレを利用して、自ら持って下山します。
山肌を見ると崩落が進んでいるのがわかります。
ここにもリシリブシ。
利尻山小屋まで下りてきました。鋭い山頂と蒼い空。
飛行機を発見。
利尻空港に着陸するANA機ですね。

B737-500(73K)新千歳利尻
ANA492912:3013:20

下り始めて90分、頂上は彼方に見えます。ガレ場なぞウソみたいな美しい頂(いただき)です。
紅い実を発見、サルナシでしょうか。
翠の実も発見。
雲が出てきました。ウロコ雲です。
正面にポン山、いま15時です。ずいぶん下界まで戻ってきました。
1550、まもなく3合目、甘露泉水です。
甘露泉水でひとやすみ。絶えることのない山の恵みです。
甘露泉水から歩道を歩いていくと....
北麓野営場に到着。
キャンプ場のほか、トイレ、足洗い場などが整備されています。携帯トイレの回収ボックスもあります。
舗装路に沿って下っていきます。
歩道は木質の柔らかい舗装です。苔も生えています。
道端にも美しいお花。
森の住人も。
1630、ハイキングコースの分岐点まで来ました。
木質の舗装が終了。
海が見えてきました。
1650、利尻富士温泉に到着。
温泉施設の前からペシ岬が見えます。
ひとっぷろ浴びていきましょう。まだまだ空には蒼い色が残っています。
1810、温泉から出てきました。小一時間いたことになります。温泉は大人\500-、コインロッカーが\100-です。空がすっかり夕方です。
サイクリングロードもあり。道道1076号線、利尻富士利尻自転車道線です。
登山の無事に感謝して、利尻山神社にお参り。
日の暮れのペシ岬。
海抜0mに戻ってきました。1820です。温泉も含めて13時間の登山でした。
夕食はかあさんお勧めのさくらばさん。
まずは生ビール(\450-)。うめー。
日替わり定食\1,000-。焼き魚かフライか聞かれます。焼き魚をチョイス。
食後、ぶらぶらと宿まで歩きます。植え込みに黄色い花を発見。
1940、夜の利尻山を見上げます。
本日の宿泊
B&B りしりぐりーんひる
宿泊 \3,960-
夕食 なし
朝食 \630-(おにぎり)
CreditCard NG
備考 YH会員は\600-割引

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